会社概要
1950年、ピローブロック(転がり軸受ユニット)の生産に着手し、以来世界産業の成長を支えるピローブロックの専業トップメーカーとして歩み続けてまいりました。 先端技術を集積した生産工場では、FYH独自の自動調心ベアリング用の生産ラインを稼働させ、加工から品質管理までを全自動化しています。また、ベアリング仕上げの公差は日本工業品規格の基準以上の厳しい公差を採用しており、FYHブランドのベアリングは高速回転など厳しい使用条件にも十分に対応することができます。 標準的なベアリングだけで約700種、ハウジングは300種類。これらの組み合わせによってできる何千種類ものピローブロックは産業界に大きく貢献しています。専業メーカーとしての有利性を活かし、標準品以外にも耐熱・耐食・防塵など厳しい環境にも耐えうるピローブロック、また近年、益々多様化してきておりますユーザー・ニーズにも対応し、小型軽量ユニット(クリーン・シリーズ)、ステンレスシリーズ、セラミックシリーズ等、様々なユニットの生産に取り組み、高い評価をいただいております。
FYHではベアリングとハウジングを材料から完成まで自社生産するため、ピローブロックベアリングの技術デザインにおいてその先駆者であり続けます。FYH独自のハウジング内径加工を通して得られる”J勘合”と呼ばれる理想的なベアリングとのはめ合い勘合もその一つで、ハウジング内径の真円度と真球度の公差は他社の設計よりも小さく設定されています。この特徴によってベアリングユニットは様々な方向からの荷重に耐え、摩耗や振動から守りベアリングの寿命を長く保ちます。そしてこの特別な”J勘合”はどのベアリングとどのタイプのハウジングとも入れ替えても変わらず、100%の互換性があります。
2012年から長年生産してきたボールベアリングに加えて自動調心ころベアリングユニットの生産をスタートしました。このユニットはプランマブロックとは異なる一体型のユニットで、取り付けが容易でありながらより過酷な条件に耐える長寿命なユニットです。様々な分野の産業に貢献出来るユニットになると確信しています。 開発を続ける当社の夢は、宇宙や海洋開発といった究極の使用環境でも完全に機能し、しかもメンテナンスフリーのピローブロックの完成です。これからも、変化する未来に向かって新しい価値を創造し、ユーザーニーズを100%満足出来るよう務めてまいります。
会社名 | FYH株式会社 |
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創立 | 1950年(昭和25年) 11月 4日 |
資本金 | 4500万円 |
本社 | 〒587-0022 大阪府堺市美原区平尾2306番地 |
電話 | 072-361-3750 |
代表者 | 小林 保一 |
従業員数 | 121人 |